学習に必要な教材、簿記の勉強法
勉強を始める準備
簿記3級の勉強をはじめるために揃えておきたいものは、- 参考書(テキスト)
- 問題集
- 過去問(試験1~2週間前から使用)
- 電卓
テキストも問題集も、手もとに揃えるのは一冊だけにしてください! 書店で立ち読みをしてみると、「テキストA」には解説されていないことが、「テキストB」には載っているというようなことがよくあります。 完璧主義の人はそういうことが心配で、ついつい複数のテキストを購入しがちなものです。
しかし、簿記の学習では、一冊のテキストを、徹底的にやり込む方が習得度ははるかに高くなるものです(このことは問題集にも当てはまります)。
独学で勉強する人がテキストを選ぶ時に大切なことは、書籍から受ける「第一印象」を信じて選ぶことです。もちろん下調べをしておくことは大切ですが、ネット等でお薦めとされているテキストが、必ずしも「あなたの学習スタイル」に合うとはかぎりません。
書店で「読みにくそう!」と感じたテキストは、自宅でもまったくそのように感じられてしまうものです。 自分にピッタリ合った一冊を選び出せるかどうかで、独学者の合否は決まってしまいますので、このことは慎重に行いましょう。
勉強時間
最初は、1日1時間くらいのペースから始めてみてはいかがでしょうか。 3級試験の対策では、最初に「簿記の概念」を覚えてしまう必要があります。 いわゆる「勘定科目」、「仕訳」、「借方・貸方」などの専門用語と、それらの仕組みのことですね。簿記の試験は簡単だといっても、これらのことを1から覚えるとなると、やっぱり頭を使います。 そして頭を使う作業はけっこう疲れます。 挫折をしてしまわないためにも、最初はあまり欲張らないで、少しずつ体を慣らした上でペースを上げていきましょう。
勉強期間
これはあくまで私の私見ですが、- 簿記3級・・・80時間~100時間
- 簿記2級・・・120時間~200時間
3級(80時間~100時間)ですと、最初は1日1時間から始めても、慣れてきたら1日2時間に増やせば3~4か月で勉強できる計算になります。 「簿記3級10日間必勝」というような勉強法もあるようですが、そういうやり方はお薦めできません。
合格することは大事ですが、私はむしろ、試験を終えた後も学習した知識が記憶にずっと定着していることの方が大切だと思っています。 簿記の資格を目指す意味は、身につけた知識を仕事等で活かすことにあるのですから。 ですから、じっくり勉強することをお薦めします。
