初めて簿記試験を目指すみなさんへ

簿記3級検定の出題パターン


「試験の難易度」のページでは、簿記検定には一定のパターンがあるとお話ししました。 ここでは3級の試験内容について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。 以下のことをおおよそ頭に入れておきますと、学習対策もグンと立てやすくなりますから、ぜひ参考にしてみてください。

近年の簿記3級検定の、5問の出題パターンと配点は以下のとおりです。
簿記3級検定の合格ラインは70%です
上の出題パターンから見ますと、問い1、問い3、問い5で高得点を上げることができれば、もうそれで合格が見えてきそうですね!

では、これらの出題について解説してみます。 第1問に「仕訳問題」とありますが、仕訳は、簿記試験の全体に係わる基本知識です。 「簿記は仕訳に始まり仕訳に終わる」と言っている人もいるくらいで、仕訳の内容が頭のなかで整理できていませんと、合格はムリだと思った方がいいでしょう。

逆にいえば、「仕訳」をマスターしてしまえば、それだけで簿記3級の勉強(暗記)は半分以上終わったということもできるのです。
仕訳の知識をものにするには、3級テキストの初めの方に出てくる、「5勘定科目」の仕訳パターンを繰り返し読んで覚えることです。

3問目の試算表の問題も、そのベースとなるのはやはり仕訳の知識です。 試算表問題の出題のパターンは、試験問題に出てくる表に、新しい取引を追加して試算表を作成するというものです。

5問目の精算表は、その他の設問4問の内容を含んだ応用問題だと考えておけばよいでしょう。 勉強を始めたばかりの時期にこの「精算表」を見せられますと、まったく意味不明のものに思えて、戸惑いを感じてしまうかもしれません。

しかし数学の試験がそうであるように、一見むずかしそうに見える応用問題も、すべて基本的な公式の積み重ねに過ぎません。 基本がしっかりわかっていれば必ず正解できるのです。

清算表の場合も、基本は「5勘定」と「仕訳」です。 その上で試算表の作成法を身につけ、売上原価、有価証券、減価償却などの計算式を覚えていけば必ず得点できます。 第5問は配点が32点もあり合否を左右する問題ですので、この問題こそ得点源にしたいところです! 基本をしっかりマスターしている人にとっては、第5問目はむしろボーナス問題とさえ思えてくるはずです。