簿記検定の難易度
日商簿記の検定試験は1級から4級までありますが、簿記会計の基本的なスキルの習得は、3級から始まると言ってもいいでしょう。 つまり、初学者のみなさんが目指すステップは、簿記3級→2級→1級となります。
簿記検定3級の難易度。
平均合格率は30~40%です。他の資格試験の合格率と比べてみるとわかりますが、この数字が示すとおりに、むしろ合格しやすい試験であると見るべきでしょう。 しっかり学習をしてのぞめば(80~100時間程度)、初学者でも必ず合格することができる試験と言って間違いありません。
簿記3級の学習ではそれほど覚えることがたくさんあるわけではありません。 「仕訳」、「5勘定」、「借方・貸方」などの専門用語とその概念を暗記することに、最初は少しだけ苦労するかもしれませんが、それも1週間ほどテキストに集中することで覚えられるでしょう。
また簿記3級の試験は、毎回出題のパターンが決まっています。仕訳問題や帳簿記入など、毎回同様の5問が出題され、点数の配点パターンもほぼ同じです。 非常に試験対策が立てやすいのが簿記の3級検定の特長です。
日商簿記3級試験の過去問や練習問題にしっかりと取り組んでさえいれば、独学でも本試験の合格基準である70%の得点を上げることは十分に可能でしょう。 簿記3級試験は、しっかり準備をしているかどうかが勝敗を分ける試験です。
簿記検定2級の難易度
簿記2級試験は、3級試験の延長線上にあるといっていいでしょう。 確かに3級試験と比べると出題の内容も複雑になってきますし、3級試験にはなかった「工業簿記」も新たに勉強しなければいけません。 しかし、難関で適性も問われる1級試験とは異なり、2級までなら真面目に努力を積み重ねることで合格は十分に可能です。簿記2級の知識は、税理士や公認会計士など、企業のお金の流れに携わる他の資格を目指す上でのベースとなる知識です。 また、就職活動などで簿記の資格が評価されるのは、一般的には2級からです。 簿記の知識は、経理や会計の仕事をしている人だけではなく、社会人の誰にとっても活かせる知識ですので、せっかくなら2級までは取得しておきたいところです。
